エアコンクリーニングは、修理の一環である。——道具と技術、その先にあるもの
本記事は、クリーンシステム科学研究所と株式会社イワネメンテナンス(岩根匡氏)のコラボ企画として東京で開催される「エアコンクリーニング技術者養成講座」をご紹介するシリーズ第2弾です。
前回の記事ではスクールの概要と3つのコースについてお伝えしました。今回は岩根講師ご自身が公開された2本の動画をもとに、この講座の核心に迫ります。
包丁を売る店が、料理教室を薦める理由
ポリッシャー.JPは19年間、ポリッシャーや自動床洗浄機からエアコン洗浄機、ガラス清掃用品に至るまで、プロの清掃業者が使うあらゆる機材と資材を届けてきました。いわば「プロの包丁」を揃える道具屋です。
中でもここ数年、特に問い合わせが増え続けているのがエアコンクリーニングの分野です。洗浄機、洗剤、養生資材——道具の相談は尽きません。しかし、どれほど切れ味の良い包丁も、握る手に技術がなければ食材を活かせません。それどころか、指を切ることすらある。エアコンの現場でいえば、基板を濡らす、プラスチックの爪を折る、洗浄後にクレームを受ける——という話です。
「良い道具を届けたその先」に、私たちの手だけでは届かない領域がある。そこに手を伸ばせる人を、ずっと探していました。
岩根匡講師は、その人です。
今回ご紹介する2本の動画は、岩根講師が受講を検討されている方に向けて公開された「第0章(プロローグ)」です。序章にすぎません。しかし、この2本合わせて約13分の動画を見れば、彼が何を伝えようとしているのか、どれほどの熱量で受講者に向き合っているのかが分かります。
東京での本講座は、清掃業界の専門出版社であるクリーンシステム科学研究所が主催し、岩根講師が技術指導を担うコラボ企画です。当店ポリッシャー.JPは、道具を届ける立場からこの企画に賛同し、皆さんにご紹介しています。包丁を売る私たちと、その包丁で何を生み出すかを教える岩根講師、そして学びの場を整えるクリーンシステム科学研究所。このチームで、皆さんに届けたいものがあります。
動画① 「ただの掃除屋で終わるか、プロになるか。」
エアコンクリーニング基礎講座|第0章 プロローグ(約5分)
岩根講師は冒頭から、こう問いかけます。
「洗い終わったら水がポタポタ垂れてきた」「電源を入れた瞬間エラーランプが点滅した」「あなたが洗ってからエアコンが冷えなくなった、とクレームを受けた」——これらのトラブルの原因を即座に説明できるか? できないのであれば、非常に危険だ、と。
そして、こう断言されています。
「世の中のほとんどの業者が、機械としての構造や電気の知識を持っていない。ただ分解して水で洗えるというだけでお金をもらっているのが現状だ」と。
整備士の免許を持たない人に大切な車のメンテナンスを頼むか? という例え話は、聞いていて耳が痛くなる方もいるかもしれません。しかし、岩根講師の結論はさらにその先にあります。
「エアコンクリーニングは単なる掃除ではない。修理の一環だ。」
この一言に、基礎講座全5章のすべてが集約されています。冷凍サイクルの基礎理論、温度計1本で故障を見抜く事前点検、お客様への事前確認書の作り方、基板を壊さない洗浄の標準手技、そしてトラブル発生時のリカバリー術。「いきなり洗うのは、診察なしの手術と同じ」「クリーニングは外科手術だ」——岩根講師の言葉はどこまでも具体的で、どこまでも本気です。
5分ほどの動画ですが、エアコンクリーニングに携わるすべての方に見ていただきたい内容です。
動画② 「なぜ、腕の良い職人ほど「貧乏」になってしまうのか?」
営業マーケティング講座|第0章 プロローグ(約7分半)
2本目の動画は、がらりとテーマが変わります。技術の話ではなく、経営の話です。
岩根講師はこう切り出します。「これまでの実技講習とは少し空気が変わります。職人脳のスイッチを一旦切ってください。今から入れるのは、経営者の脳のスイッチです」と。
エアコンクリーニングは需要が爆発的に増えている。しかし同時に、ライバル業者もものすごい勢いで増えている。特に都市部では価格競争が激化している——。この現実を率直に語った上で、こう続けます。
「売る技術を知らないまま独立するのは、武器を持たずに戦場に行くのと同じだ。どんなにエアコンをピカピカにする腕があっても、お客様に見つけてもらえなければ、その技術は存在しないのと同じだ」と。
技術と経営の関係を、岩根講師は野球に例えます。「バットを振る技術と、球団を経営してチケットを売る技術くらい違う。皆さんは今、プロの職人としての技術は学んだ。次はチケットを売る番だ」と。
本編で語られる内容の予告も非常に具体的です。大手には真似できない小規模事業者ならではの「地域一番の愛され店」になる3つの方法。広告費ゼロで集客し、相場の1.5倍でも指名されるセットメニューの作り方。閑散期をリピートで乗り切るLINE活用術。いずれも机上の空論ではなく、岩根講師が失敗を重ねて辿り着いた現場の答えだといいます。
動画の終盤にある言葉が、特に印象に残りました。
「私は単にエアコンが洗える作業員を育てたいわけではない。地域のお客様に愛され、ご家族を幸せにできる自立した経営者になってほしいと心底願っている」——。
技術を教えるスクールは他にもあるかもしれません。しかし、ここまで受講者の「その先の人生」にまで本気で向き合っている講師は、そういないのではないでしょうか。
道具と技術と経営。三つ揃って、初めて「プロ」になる
私たちポリッシャー.JPが届けるのは、道具です。
岩根講師が届けるのは、技術と経営の知恵です。
道具だけでは、クレームのリスクは消えません。技術だけでは、お客様に見つけてもらえません。経営の知恵だけでは、現場で手が動きません。三つが揃って初めて、エアコンクリーニングの「プロ」と呼べる仕事ができる。
だからこそ、私たちはこの講座をお薦めしています。
まだ動画を再生していない方は、ぜひ上に戻ってご覧ください。2本合わせて約13分。岩根講師ご自身が「移動中や事務作業中に、音声だけ聞いても理解できるように作ってある」とおっしゃっています。通勤中のイヤホンで聞くだけでも、きっと何かが変わるはずです。
3月25日は満席。26日・27日が最終チャンスです
東京会場(西日暮里)の3月開催について、最新の状況をお伝えします。
3月25日(水)の基礎講座は、すでに定員に達しました。
3月26日(木)のベーシックコースA(三菱・富士通・ダイキン)と、27日(金)のベーシックコースB(日立・東芝・パナソニック・シャープ)は、まだお申し込みが可能です。ただし、いずれも少人数制のため残席はわずかです。これが3月開催の最終リマインドです。
4月(23日〜25日)・5月(11日〜14日)も開催が予定されています。5月にはアドバンスコースA・Bも開講します。いずれも定員に限りがありますので、受講を検討中の方は早めのお申し込みをお勧めします。
エアコンクリーニング技術者養成講座
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ポリッシャー.JP提携——山口県での「開業者向け研修会」も随時開催中
東京講座とは別に、当店ポリッシャー.JPと株式会社イワネメンテナンスが直接タッグを組んだ企画もあります。岩根講師の地元・山口県光市で随時開催されている「ルームエアコン開業者向け研修会」です。3日間の集中研修で、技術と経営ノウハウを同時に学べるコースとなっています。卒業後もオンラインサロン(1年間無料)や公式LINEでの相談窓口(永久無料)など、サポートが続きます。
こちらはポリッシャー.JPが提携パートナーとして直接ご案内しており、当店経由のお申し込みで受講料5%オフのクーポンもご利用いただけます。詳しくは下記のページをご覧ください。
知識は、あなたの自信を守り、
何よりお客様の財産を守る最強の武器になる。
——岩根匡












































































