
エアコンの使用率が増加し、省エネ効果やカビの問題からエアコン洗浄のニーズが高まる昨今。ニーズの高さから、エアコン洗浄のプロを目指す方々も増えてきています。業務でエアコン洗浄を行う為にはエアコンの構造を理解しておくこと、そして現場に合わせた最適な道具を選ぶ必要があります。このページでは基本的なエアコンの構造とエアコン洗浄用品をご紹介します。
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Hi KOKI(ハイコーキ) コードレス高圧洗浄機 AW18DBL(SA)形(XP) - エアコン洗浄作業に最適【代引不可】

アルミフィン
エアコンは上記のような構図で成り立っています。外部から空気を取り入れ、薄いアルミ板を並べたアルミフィンを通過する事により空気の温度を変化させます。空気が通過する際に、アルミフィン手前のフィルターで取りきれなかったホコリ、ヤニ、アブラなどがフィンに付着し、詰まってしまいます。アルミフィンは親水皮膜で覆われています。その被膜は苛性ソーダ系の洗剤に影響を受けますので、洗剤選びは重要です。汚れの状況に応じて、非苛性ソーダ系洗剤と苛性ソーダ系洗剤を使い分けるのが望ましいです。アルカリが残らないよう、リンス剤で中和する事も必要です。 ドレンパン
アルミフィンで発生した結露による水滴を受け止め、外部に排出する役目を担っています。汚れた結露を受け止めるため、汚れがたまりやすい部分です。汚れが激しいと異臭の元になったり、ドレンホースが詰まり排水できず、水漏れにつながります。 ファン
アルミフィンに包まれるような形で内部に配置されています。アルミフィンから冷えた空気が送り込まれる事により、結露が生じカビの発生の原因なります。届きにくい部分にあるため、付着したカビ、ホコリ、アブラなどをこすらずに落とす洗剤を選びます。
オススメの洗剤
エアコンと人に優しいエコクリーナーKirei。強アルカリ性なのに、苛性ソーダを含まない非苛性ソーダ系洗剤の為、親水皮膜を傷めません。また泡立ちが少ないのですすぎも早く、リンス剤も必要ありません。
![]() 汚れレベル別 エアコン用洗剤の選び方
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家庭用壁掛けエアコンや業務用天井カセットなどのエアコン本体のタイプ、それと汚れの状況により洗浄機を選ぶといいでしょう。一般家庭で汚れが酷くない場合はTASCO(タスコ)TA352WLでも問題ありません。コードレスのAW18DBL(SA)形(XP)は持ち運びが楽でセッティングも簡単です。油汚れの多い場所で使われているエアコンや天カセエアコンの洗浄を行うなら噴射力の強いエクサパワーACなどがオススメ。
![]() 各種比較をした特集ページもございます。 |

噴霧タイプは大きく分けてコーン(円錐状)と扇状の2タイプがあります。アルミフィンの縦の隙間に対して噴霧するのに適しているのは扇状タイプです。同じ水量でより強くターゲットにあてることができます。また上部のアルミフィンを洗浄するには角度調節ができる洗浄ガンが便利です。
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エアコン洗浄にはなくてはならない必需品、その他便利な商品も沢山あります。
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