ポリッシャーで床を洗おう!



ポリッシャーで床を洗おう!
「どの道具から揃えればいいのだろう?」
「床を洗う手順がわからない。。。」

そんなあなたのモヤモヤを、スッキリ解決しましょう!

初めての方のために『ポリッシャーで床を洗浄し、樹脂ワックスを塗布する』手順をイラスト付きでわかりやすく説明しています。ポリッシャーセットに含まれる基礎的な道具で作業の進め方を示していますので、これを基に場所や状況に合わせてアレンジしてください。




①.ホコリやゴミの除去
ホコリやゴミの除去
まず、床に落ちているホコリやゴミをバキュームクリーナーダスターモップで取り除きます。ポリッシャーで後ほど洗浄するため、この作業は不要と思われるかもしれません。しかし、この工程を省くとワックス塗布時にホコリや髪の毛が混入し、仕上がりに影響することがあります。また、床に落ちたホチキスの針などがフロアパッドに刺さったままポリッシャーを回すと、床に傷がつく恐れがあります。これはポリッシャー操作中に気づきにくいため非常に厄介です。そのため、この工程は必ず行ってください。広い面積のゴミ回収には、ダスターモップが効率的です。


②.洗剤の希釈
洗剤希釈
床の汚れ具合や状況に応じて、床洗剤を20倍〜50倍に希釈し、ポリッシャーの洗剤タンクに入れます。ただし、量が多すぎるとハンドルが重くなり操作しづらくなるので注意しましょう。洗剤タンクが付いていないポリッシャーの場合は、あらかじめモップで床に塗布しておきます。


③.ポリッシャーで洗浄
ポリッシャーで洗浄
洗剤タンクを使用して洗浄する場合、洗剤が床に落ちた直後にポリッシャーが通過するため、汚れに作用する時間が十分に取れません。そこで、少し間隔を置いて同じ箇所を2回ポリッシャーで掛ける(ダブルスクラブ)と効果的です。一方、モップで洗剤を塗布する場合は、しばらく時間を置いて汚れを緩めてからポリッシャー掛けを行うとよいでしょう。ポリッシャーの操作方法は「ポリッシャーの使い方動画」をご覧ください。

フロアパッドは汚れの程度に応じて選択しましょう。軽い汚れやスカッフマークの除去には、レッドまたはブルーの柔らかいパッドが適しています。定期洗浄の際はグリーンパッドを基準に選ぶとよいでしょう。しつこい汚れやテープ痕の除去には、ブラウンパッドが効果的です。選択の際は、下記のチャート図を参考にしてください。



④.スミやカドの「隅擦り作業」
ハンドパッドで手作業
ポリッシャーが届かない壁際やコーナーは、硬めのパッドを使って丁寧に手作業で擦ります。


⑤.汚水回収
汚水回収
ポリッシャーでの洗浄後、ドライワイパーウェットバキュームで迅速に汚水を回収します。特に、ウェットバキュームは凹凸のある床面でも効率的に汚水を吸引できるため、おすすめです。


⑥.水拭き
水拭き
ドライワイパーだけでは床表面に汚れと洗剤が残ります。そこで、一度水に濡らし固く絞ったモップで丁寧に拭き取ります。その後、床面を十分に乾燥させてからワックスを塗布します。


⑦.ワックス塗布
ワックス塗布
ワックス塗布モップを使用し、塗り残しや踏み跡が付かないよう、動線を意識しながら塗布します。ポイントは「薄く塗り伸ばすこと」と「部屋の奥から出口に向かって塗布すること」です。ワックスの乾燥時間は季節により異なり、夏は早く、冬は時間がかかります。冬場の低温時には、ワックス皮膜が粉状に固まる「パウダリング現象」に注意が必要です。可能であれば、エアコンで床面を暖めてから塗布しましょう。送風機を使えば乾燥時間を短縮できますが、直接床面に風を当てるとワックス表面が波打つため、「室内の湿気を外に出す」感覚で使用します。初めてのワックス塗布では、光沢と防汚効果を高めるため、2〜3層重ねて塗ることをおすすめします。
 




床を洗浄してみたものの…



ポリッシャーで床を洗おう!
「いくら洗浄しても床の汚れが取れない…」
「ワックスを塗布すれば光沢は出るが、黒ずんで見える…」

これはワックス自体が汚れている証拠です。一度古いワックスをすべて除去する必要があります。このような場合、ワックス層を溶解するワックス剥離剤でリセットしましょう!
汎用・高濃度・中性など様々なタイプのワックス剥離剤はこちら


ワックス剥離作業の手順

①.剥離剤希釈
剥離剤希釈
ワックス剥離剤には、安価な汎用タイプ(5~10倍希釈)から高価な濃縮タイプ(~30倍希釈)まで、性能に大きな差があります。取り除くワックスの状態に応じて最適なものを選びましょう。希釈濃度が低すぎると十分に浸透せず、高すぎると溶解が進まないため、場所に応じた適切な希釈倍率を見極めることが重要です。また、冷水よりもお湯で希釈すると効果が高まります。
フローリングの場合は、床材への影響を考慮して【中性タイプの剥離剤】の使用をお勧めします。ただし、アルカリ性剥離剤に比べて溶解力が低いため、1回の作業では完全に除去できない可能性があることにご注意ください。


②.剥離剤塗布
剥離剤塗布
ワックス剥離剤はポリッシャータンクではなく、モップで直接塗布します。塗布後、5〜10分間放置し、溶解が進むのを待ちます。床面が乾いてしまった場合は、追加で剥離剤を重ねて塗布します。


③.ワックス剥離用パッドを装着してポリッシャー掛け
ワックス剥離用パッドを装着してポリッシャー掛け
ヘラクレスなどの硬くて粗いフロアパッドを使用します。目詰まりが発生すると作業効率が低下するため、パッドを裏返すか交換しながら作業を進めます。剥離専用に開発されたタイタンもあります。何層にも重ねられたワックスを除去する場合は、目立たない場所で硬めのフロアパッドを試してみることをお勧めします。

④.スミやカドの「隅擦り作業」
ハンドパッドで手作業
ポリッシャーが届かない壁際やコーナーは、硬めのパッドを使って丁寧に手作業で擦ります。


⑤.汚水回収
汚水回収
ワックスが溶解した汚水をドライワイパーで大まかに回収します。粘度の高い汚水をウェットバキュームで吸引すると、マシンの寿命を縮める恐れがあるため、あまりお勧めできません。


⑥.タンクから水を出しながらのリンス作業
タンクから水を出しながらのリンス作業
床面に残った剥離剤を完全に除去するため、水洗浄を行います。広い面積の場所では、自動床洗浄機を使用すると汚水回収も同時に行えるため、効率的です。


⑦.汚水回収
汚水回収
ポリッシャーでのリンス作業後の洗浄後汚水は、ドライワイパーウェットバキュームで素早く回収しましょう。特にウェットバキュームは、凹凸のある床でも効率よく汚水を吸引できるためお勧めです。


⑧.水拭き
水拭き
ドライワイパーだけでは床表面に汚れと洗剤が残ります。そこで、一度水に濡らし固く絞ったモップで丁寧に拭き取ります。その後、床面を十分に乾燥させてからワックスを塗布します。


⑨.ワックス塗布
ワックス塗布
ワックス塗布モップを使用し、塗り残しや踏み跡が付かないよう、動線を意識しながら塗布します。ポイントは「薄く塗り伸ばすこと」と「部屋の奥から出口に向かって塗布すること」です。ワックスの乾燥時間は季節により異なり、夏は早く、冬は時間がかかります。冬場の低温時には、ワックス皮膜が粉状に固まる「パウダリング現象」に注意が必要です。可能であれば、エアコンで床面を暖めてから塗布しましょう。送風機を使えば乾燥時間を短縮できますが、直接床面に風を当てるとワックス表面が波打つため、「室内の湿気を外に出す」感覚で使用します。初めてのワックス塗布では、光沢と防汚効果を高めるため、2〜3層重ねて塗ることをおすすめします。



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