厚生労働省の統計では、ビルメンテナンス業の労働災害の中で最も多いのが転倒事故とされています。モップがけ、ワックス塗布、トイレや厨房まわりの洗浄作業――どれも床が滑りやすく、本来であれば「清掃中」「足元注意」「立入禁止」といったサインでしっかりエリアを区切るべき作業です。
それでも現場では、「今日は人通りが少ないから、まあいっか」「すぐ終わるから、看板は出さなくていいよ」といった会話が、まだまだ聞こえてきます。転倒事故は一瞬ですが、その後に続くのは、クレーム対応・保険会社とのやり取り・信頼失墜という長いお付き合いです。













































































